精密機器を保管する際の注意点とは?ポイントをいくつかご紹介します。

公開日:2023/12/25

精密機器は非常にデリケートなため、保管をする際にはいくつか注意しなければならない事があります。
もし、適切に保管できていない場合は故障などのリスクが発生するため、適切な保管方法について知っておく必要があります。
とはいえ、具体的にどのように保管をすればいいのか分からないという方もいるでしょう。
そのため、この記事では、そもそも精密機器とはどういうものなのか?から解説し、保管する際の注意点などをご紹介します。

精密機器とは

精密機器とは、微細な部品によって構成された精度の高い機器のことを指します。
医療機器やスマートフォンやサーバーといった、精密な制御が必要な分野で使用されます。

精密機器の種類

精密機器には様々な種類があります。
細分化すると多岐にわたりますが、代表的なものを以下にご紹介します。

医療機器

ペースメーカーや人工透析装置、MRI、CTなど

通信機器

サーバーや無線通信機、制御盤、分電盤、コンピューターなど

出力機器

3Dプリンター、スキャナー、プロッター、CAD機器など

理化学機器

研究機器、分離機、検査機器、医療用ベッドなど

工作機器

レーザー加工機、ウォータージェット加工機、放電加工機など

光学機器

プラネタリウム、双眼鏡、顕微鏡、望遠鏡など

福祉機器

電動ベッド、車いす、階段昇降機、歩行器など

宇宙航空部品

航空機器、宇宙ロケット、宇宙衛星機器、航空宇宙用レーダーなど

精密測定器

投影機、測定顕微鏡、画像測定器、三次元測定機など

分析機器

電位測定システム、熱分析装置、高分子フィルムダイナミクス解析装置など

測定機器

風速計、粘度計、X線解析装置など

このように、精密機器は様々な分野で使われています。

精密機器の保管方法や適切な条件とは?

精密機器は振動や衝撃、湿気などに弱いため、取り扱いに注意しなければなりません。
そのため、保管する際には適切な条件下で保管をする必要があります。
以下に、保管する際の注意点をいくつかご紹介します。

温度

精密機器は、温度に影響を受けやすい機器です。
そのため、「直射日光」による温度上昇のリスクを避けるためにも、窓際での保管を避けるといった工夫の必要があります。
また、後述しますが湿度にも弱いため高温多湿の環境を避ける必要もあります。

湿度

先述したように精密機器は、湿度に影響を受けやすいです。
なかには錆びやすい物もあるため、特に湿度には注意しなければなりません。
湿度が50%以上を超えると錆びや腐食のリスクが高まり、40%以下だと乾燥による静電気が発生する可能性があります。
そのため、湿度は40%~50%で保つことが重要になります。

振動や害虫

精密機器は、微細な部品で構成されているため振動に弱いです。
そのため、振動を与えないように注意する必要があります。

また、害虫の対策も必要です。
精密機器に害虫が入り込めば当然故障のリスクが高まります。
そのため、保管場所に入出する際の開け閉めルールや換気の際は網戸を使う等害虫が入り込まないように工夫をしていく必要があります。

以上のように、振動、湿度・温度に気を付けて保管をする必要があります。

精密機器を運搬する際の注意点

精密機器は非常にデリケートな機器のため、運搬する際にも注意点が必要です。
先述したように、湿度・温度に気を付けることはもちろん、振動には特に注意しなければなりません。
そのため、運搬をする際には衝撃吸収材を使用する、機器をしっかりと固定する、適切な運搬車両を用意するといったことが大切になります。

精密機器を保管する倉庫を選ぶ際のポイント

再三解説している通り、精密機器は振動や湿度・温度に弱いため保管する倉庫を選定する際にも注意が必要です。
そのため、倉庫を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

空調システムはあるか

先述したように、精密機器は温度・湿度に弱いです。
夏は温度が上昇し、冬は乾燥によって静電気が発生するリスクが高まります。
そのため、温度や湿度を調節できる環境が整っているかを確認する必要があります。

搬入時の雨漏れ対策をしているか

精密機器に浸水が起これば当然故障リスクが高まります。
特に、雨天時の搬入・搬出作業では細心の注意が必要になります。
そのため、このような状況でもしっかりと対応してくれるかどうかを確認する必要があります。

そもそも精密機器の取り扱いがあるか

大型の精密機器を移動する場合は、クレーンやハンドリフトなどの専用の機械を使用します。
そのため、対象の精密機器の取り扱いがあるかどうか、対応することが可能かどうかを確認する必要があります。

以上、保管する倉庫を選定する際には以上のポイントを意識してみてください。

まとめ

ここまで解説したように、精密機器は非常にデリケートな機器のため取り扱いには注意をする必要があります。
特に振動、湿度・温度には細心の注意が必要であり、故障リスクを避けるためにも運搬する際や保管する場所の工夫が必要になります。

もし精密機器についてお困りのことがございましたら、私たちウチダフレイト株式会社にご相談ください。

ウチダフレイト株式会社
企業様の物流の「課題解決」「生産性向上」「コスト削減」という視点で
物流のアウトソーシングを請け負うトータルソリューションカンパニーです。

企業によって異なる物流の問題点や課題を解決すべく、
70余年の経験と実績に基づき企業様の状況に合わせたご提案、物流クライシスに対応いたします。

物流のコストダウンフロー改善をご検討中の企業様は是非一度、お問い合わせください。

TOP